black slumber
”
「幸福」についての物差しはあくまで個人の主観的印象である。だから、「私は幸福である」という言明は他人が否定しても、私が宣言すれば成立する。
この言明を否定する権利は他者にはない。
「あなたが幸福であるはずがない」という反論を挙証することは現実的に不可能である。
しかし、「私は成功者である」という言明は他者の介入ぬきには存立しえないから、「あなたは成功者ではない。現に私はそう思っていない」という反論によっ て、成功の言明は否定可能である。
内田樹の研究室
Posted 1 year ago
Follow On
Following